この研究所について

まず、研究所と私の紹介から

 長崎の短大で図書館について教えたり、九州や沖縄を中心に図書館づくり運動をつづけてきた私は、8年前にリタイヤするとき、子どもの本が好きで、長いこと子ども文庫にかかわってきた妻と、老後の楽しみと生き甲斐に、図書館づくりと子どもの本にかかわることでお役に立つことを、僕たちでできることでやっていこうということになりました。そのことをそのまま名前にして、ひとまずそれらしいかたちをととのえることにしたのです。

 私は、学校図書館と市町村立図書館を生きかえらせることを、そして、私にできること、あるいは、私にしかできないことにどんなことがあるだろうと考えてしぼりこんでいきました。
 もっと具体的には、市町村立図書館づくり運動やその建設計画、また既設館については改修や運営改善にかかわること、学校図書館については、半世紀ぶりに生きかえろうとしている今、その意味や方法を伝え、実際に運営改善の方法や改修、改築の計画にかかわることにしました。
 相談にのったり、プランをつくったり、講演や研修や執筆など、これまでやってきたことを、自由になった時間を使いきり、蓄えてきたノウハウを出しきってとりくんでいます。

妻は、研究所付設の子ども図書館を開いています。
 妻は、1980年の開館以来手つだってきた近くのスーパー内の子ども図書館を譲りうけて、研究所付設の子ども図書館として、長崎の副都心住吉に開設し、週3日開館しています。この子ども図書館はまた、大学の研究室にかわって、私の来客を迎えるオフィスとしても使っていますし、この図書館の家具は、私が、開発してきた「平湯モデル図書館家具」の小さなショールームともなっています。

「平湯モデル図書館家具」の普及も大きな仕事です。
 また私は、魅力的で快適な図書館に欠かせない図書館家具について、従来のメーカー製品にどうしても納得できず、先にあげた「平湯モデル図書館家具」の考案、開発にもとりくんできました。各地の図書館員や利用者の協力と励ましをえて、なんとか一つの体系をととのえることができたように思います。しかし、その図書館家具を全国の普及していくには、それをつくってくれる家具製作所と販売してくれる図書館用品メーカーの協力が必要となります。そこで、「平湯モデル」の開発と製作に協力してもらってきた長崎の小島工作所と沖縄の白水堂とそれから全国の公共図書館の視覚障害者やお年寄りのための拡大写本を収めてきたことやブックコートフィルム等で全国に知られ、新たに図書館用品総合メーカーとしてスタートした埼玉福祉会といっしょに「平湯モデル図書館家具普及協力グループ」をつくり、1999年7月活動を始めました。


図書館づくりと子どもの本の研究所
〒852-8136 長崎市家野町5-30-905('03.7までは、錦2-4-23)
TEL&FAX 095-844-8270  http://www.hirayu.jp


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(C)2003 Institute of Library Planning & Children's Books